FS800 FS820 FS830 どっちがいい？ヤマハ アコギ初心者必見のFS820初心者セットも徹底レビュー

FS800・FS820・FS830の違いが分からず悩んでいませんか。ヤマハの人気アコギを比べながら、FS820初心者セットの特徴もまとめました。自分にぴったりの1本を探すヒントが見えてきます。

この記事のポイント
・FS800・FS820・FS830の違いを分かりやすく整理
・木材による音の変化をていねいに解説
・FS820初心者セットの選び方
・自分に合ったモデルを見つける判断ポイント
・音の好み別の選び方
それでは早速見ていきましょう。

クセがなくバランスの取れた音

　

中音域がやわらかい

　

輪郭のある響き

FS800・FS820・FS830どっちがいい？迷いやすいポイントをやさしく解説

ヤマハのFSシリーズはどれも扱いやすく、どのモデルを選んでも弾き始めやすい特徴があります。ただ、FS800・FS820・FS830は木材や仕上げが少しずつ異なるため、初めて選ぶときには違いが分かりにくいこともあります。ここでは、それぞれの魅力をやさしく紹介しながら、あなたに合った一本を見つけるヒントをまとめました。

それぞれの特徴を一気に比較できるポイントまとめ

FS800・FS820・FS830は、同じシリーズの中でも性格が少しずつ変わってきます。FS800はシンプルで扱いやすく、まずギターを始めたい人が安心して手に取れるモデルです。一方、FS820はマホガニー材による落ち着いた響きがあり、歌と合わせる場面でも音がなじみやすい傾向があります。そしてFS830はローズウッドならではの広がりを感じる音が特徴で、よりはっきりした響きがほしい人に向いています。このように、シンプル・温かさ・存在感という違いが分かると、選びやすさがぐっと増します。

音の違いは木材が決め手？FS800／FS820／FS830の傾向

ギターの音は、使われている木材によって性格が大きく変わります。FS800はナトー材などを使うことでバランスの取れた響きになり、どんな曲にも合わせやすい印象です。FS820はマホガニー材が採用されており、中音域がふくよかで歌声とまとまりやすい柔らかなサウンドが生まれます。そしてFS830はローズウッド材による明るさと深みを合わせ持ち、弾いたときに音の輪郭がくっきり感じられるのが特徴です。前述したように好みが分かれる部分ですが、木材の違いが音のイメージをつかむヒントになります。

クセがなくバランスの取れた音

　

中音域がやわらかい

　

輪郭のある響き

あなたに合うモデルを選ぶためのチェックリスト

自分に合ったFSシリーズを選ぶには、何を大切にしたいかを整理するのが近道です。たとえば、まずは手頃な価格で始めたい人はFS800が気軽に扱えます。歌と合わせて弾きたい場面が多い人は、中音域がやさしく響くFS820が使いやすいかもしれません。また、音の広がりや存在感を求めるならFS830が満足しやすい選択になります。どのモデルも弾きやすさを重視して作られているので、音の好みや予算、弾く環境を思い浮かべながら選ぶと、長く相棒にしやすい一本に出会えます。

ヤマハ アコギ FS800・FS820・FS830のレビューから見えた魅力

FSシリーズは価格帯を超える安定感があり、多くの人が「弾きやすい」と感じやすいモデルです。実際のレビューでも、扱いやすさや音の個性についてたくさん語られています。ここでは、3つのモデルそれぞれに寄せられる声を参考にしながら、どんな魅力があるのかをやさしく整理していきます。初めてアコギを選ぶ人にもイメージしやすいようにまとめました。

レビューで語られるFS800の“入門向けらしさ”とは

FS800は、はじめてギターに触れる人でも扱いやすいという意見が多く見られます。ネックが握りやすく、ボディも小ぶりなので、姿勢が安定しやすいのが理由のひとつです。また、音のバランスが素直でクセが少ないため、どのジャンルの曲でも合わせやすいという声もよく聞きます。レビューの中には「最初の一歩にちょうどいい」という感想もあり、入門モデルとして安心して手に取れる存在だと分かります。大きな特徴が主張しすぎないぶん、練習の中で自分の好みを見つけやすいギターといえます。

クセがなくバランスの取れた音

FS820の支持が高い理由は？温かい音と扱いやすさ

FS820は、マホガニー材ならではの温かい響きが好まれることが多いモデルです。レビューでは「コードを鳴らしたときのまとまりが心地いい」という意見が多く、歌と合わせたときの相性も良いと感じられています。前述したFS800の扱いやすさをそのままに、少し大人びた落ち着いた音色が加わることで、長く使いたい人にも選ばれやすい印象です。また、外観の仕上げにバインディングが使われていることもあり、見た目の満足度が高いという意見も聞かれます。取り回しのしやすさと音の柔らかさが両立しているところが、多くの人に支持される理由になっています。

中音域がやわらかい

FS830はどんな音？ローズウッドが生む輪郭のある響き

FS830は、レビューで「音の輪郭がはっきりしている」という感想が多く寄せられるモデルです。ローズウッド材の特徴として、高音のきらびやかさと低音の深さが同時に感じられるため、単音を弾いたときの存在感が増します。コードストロークでも音が重なっても埋もれにくく、広がりのある響きが楽しめるのも魅力です。また、ボディやヘッドに装飾があしらわれているため、高級感を求める人にも満足しやすい仕上がりになっています。先ほど触れたFS800・FS820とはまた違う個性があり、音の表情を豊かにしたい人にとって心強い一本といえるでしょう。

輪郭のある響き

FS800／FS820／FS830の違いを徹底比較｜木材・音・仕様のバランスを理解する

同じFSシリーズでも、FS800・FS820・FS830は木材や仕上げが異なることで、音の印象や見た目にそれぞれ特徴があります。どのモデルも扱いやすさを大切に作られていますが、細かな違いを知ることで、自分にぴったりな1本が選びやすくなります。ここでは3つのモデルをやさしく比較し、初めての人でも違いをイメージしやすいよう整理しました。

木材の違いで変わる音のキャラクターを丁寧に整理

アコギの音づくりで重要な役割を持つのが木材で、FS800・FS820・FS830もそこに大きな違いがあります。FS800はナトー材が使われ、クセが少なくまっすぐな音が特徴で、さまざまな曲に合わせやすい印象です。FS820はマホガニー材を採用しており、中音域に落ち着きが生まれ、歌声と合わせたときにも優しく支えてくれるような響きが魅力です。そしてFS830はローズウッド材が使われ、弾いた瞬間に音の輪郭がくっきりと浮かび上がるような広がりが感じられます。前述のように木材ごとの特徴がはっきりしているため、自分が求める音の雰囲気を基準に選ぶと迷いにくくなります。

モデル	トップ材	サイド＆バック材	音の傾向
FS800	スプルース単板	ナトー / オクメ	バランスが良くクセの少ない響き
FS820	スプルース単板	マホガニー	温かく中音域がやわらかい音
FS830	スプルース単板	ローズウッド	音の輪郭が際立ち広がりがある

ボディサイズや弾き心地の差はどこまである？

3つのモデルは同じFSシリーズのため、ボディサイズや弾き心地は共通点が多く、抱えやすさや扱いやすさがそろっています。Concertタイプの小ぶりなボディは手の小さな人でも構えやすく、長時間の練習でも負担が少ないのがうれしいところです。ネックの形やスケール長も大きな差がないため、基本的な弾き心地は同じ感覚で楽しめます。ただ、木材が変わることで弦をはじいたときの反応が少し変わり、FS830のほうが音の立ち上がりがくっきり感じられるなど、弾いたときの印象に違いが出ることがあります。弾き心地そのものは似ていますが、鳴り方の違いを意識すると選び方が変わってきます。

クセがなくバランスの取れた音

　

中音域がやわらかい

　

輪郭のある響き

価格差はどこに現れる？装飾・仕様の違いをやさしく紹介

価格の違いは音だけでなく、仕上げやデザインにも表れます。FS800はシンプルで必要な要素がしっかりそろい、気軽に始めやすい構造になっています。FS820ではネックやボディにバインディングが施され、見た目の印象がぐっと引き締まり、手にしたときの満足感が高まる仕上がりです。FS830では装飾がさらに細かくなり、ヘッド部分にもデザインが加わることで、より高級感のある雰囲気が楽しめます。音の個性に加えて、こうした外観の差もモデル選びのヒントになるため、長く愛用したい人ほどデザインにも目を向けると後悔しにくくなります。

初心者でも安心して始められるFS820セットとは？選ぶ前に知りたいポイント

FS820は扱いやすさと温かい音のバランスが良く、初めてアコギに触れる人でも無理なく弾き始められるモデルです。初心者向けセットとして販売されることも多く、必要な道具がそろうことでスムーズに練習をスタートできます。ここでは、FS820セットの特徴や選ぶ際に知っておきたいポイントをやさしくまとめていきます。

Concertサイズの扱いやすさが初心者に向く理由

FS820はConcertサイズと呼ばれる小ぶりなボディが採用されており、体へのフィット感が高いのが大きな魅力です。ボディが大きすぎると腕を回しづらく姿勢が安定しにくいことがありますが、このサイズなら椅子に座ったままでも構えやすく、長く弾いていても疲れにくい傾向があります。また、ネックの太さも握り込みやすく、初めてコードを押さえる人でも負担が少ないのがうれしいところです。弾き心地の優しさがあることで、練習を続けるハードルが下がり、音を鳴らす楽しさに早く気づけるきっかけになります。

マホガニー材の音が歌ものと相性が良いといわれるワケ

FS820の特徴でもあるマホガニー材は、中音域に丸みを持たせてくれるため、声と混ざったときにちょうどよく溶け合うような響きになります。歌を中心に楽しみたい人にとって、楽器の音が強すぎず、ほどよく寄り添ってくれる点が安心材料になります。コードをストロークしたときにも耳にやさしいまとまりがあり、弾き語りを始めたい人の背中を押してくれる存在です。先ほど触れたようにFS800よりも音の厚みが少し増えるため、練習を続けながら自分の表現を育てていく感覚も楽しめます。音の主張が強すぎないため、部屋での練習でも扱いやすいところも魅力です。

初心者セットに含まれやすい付属品と選び方のコツ

初心者セットの内容は販売店によって異なりますが、一般的にはチューナーやストラップ、ピック、弦、ケースなど、すぐに練習できる道具がひとまとめになっています。どれも最初にそろえておきたいものなので、セットで買うと必要な準備に悩まずスタートできるのがメリットです。選ぶときのポイントは、付属品の点数ではなく実用性を確認することです。特にチューナーは操作が分かりやすいものが使いやすく、ケースは持ち運びしやすい軽さだと安心です。また、予備弦が入っていると、切れたときにも落ち着いて交換できます。こうした小さな工夫が、初めての練習をより快適にしてくれます。

セットでそろえる安心感

付属品の一例

付属品	用途・役割
ソフトケース	ギターを運ぶ・保管するための基本アイテム
チューナー	正しい音程のために弦を調律する
ストラップ	立って弾くときや姿勢を安定させるのに便利
ピック	弦を弾くための基本アクセサリー
交換用弦	弦が切れた際の交換用に備える
カポタスト	曲のキー変更や簡単コードチェンジに使える
ギタースタンド	家での保管・演奏準備用に便利
弦交換用パーツ（ワインダーなど）	弦交換を簡単にする補助工具
クロス／クリーナー	演奏後の手入れやホコリ除去に使う
教則本または入門ガイド	初心者が基本を学ぶための導入ツール

結局どれが自分に合う？FS800・FS820・FS830のおすすめタイプ別まとめ

3つのモデルを比べると、それぞれに個性があり、どれが最適かは「どんな音が好きか」「どう使いたいか」で変わってきます。どのモデルも弾きやすさを大切に作られているので、あとは自分のスタイルに合うかどうかが判断のポイントになります。ここでは、タイプ別に選び方を整理し、迷ったときに思い返しやすい形で紹介します。

まずは気軽に始めたい人に向くモデル

「とにかくギターを始めてみたい」という人には、FS800が肩の力を抜いて向き合える一本です。素直な音が出るので練習中にクセが気になりにくく、コードの響きが分かりやすい点も初心者には安心材料になります。ボディのサイズや握り心地も扱いやすく、最初の1本として抵抗なく選べるのが大きな魅力です。また、シンプルな構造のため動きが理解しやすく、練習しながら自分の好みを探したい人にも相性が良い傾向があります。気軽に続けられることを大切にしたい人にぴったりです。

クセがなくバランスの取れた音

長く使いたい人が選ぶならどれ？

長く弾き続けたい場合は、音の深みが育っていく感覚も楽しみたいものです。FS820はマホガニー材の温かさが心地よく、弾き込みながら自分の音に馴染んでいく感覚を味わいやすいモデルです。シンプルさと質感のバランスが良いため、長期的に使っても飽きにくいのが特長です。一方で、FS830はローズウッド材による広がりのある音が特徴で、表現の幅を広げたい人に向いています。装飾にもこだわりがあり、見た目の満足度が続きやすい点も魅力です。音の成長や外観の質感を大切にしたい人は、この2つから選ぶと満足しやすくなります。

中音域がやわらかい

　

輪郭のある響き

音の好みで選ぶ！中低域・高域の特徴別ガイド

音の傾向で選ぶと分かりやすいことも多くあります。中低域の厚みを重視したいならFS820が候補になり、歌と合わせたときのなじみの良さを感じやすいでしょう。柔らかさと落ち着きが欲しい人に向いています。もし高域のきらびやかさや輪郭のある響きを求めるならFS830が合いやすく、一音一音の存在感がしっかり伝わります。前述したようにFS800はバランスの取れた音が特徴で、特定の音域に寄りすぎないため幅広い曲に挑戦しやすい点が魅力です。自分が心地よいと感じる音域をイメージしながら選ぶと、満足感がぐっと高まります。

音の好み	合うモデル	特徴
やさしい中低域が好き	FS820	歌と混ざりやすく温かい響き
クリアな高域が好き	FS830	輪郭がはっきりした存在感のある音
クセのない音が好き	FS800	バランスが良くジャンルを選ばない

まとめ

FS800・FS820・FS830はどれも扱いやすいサイズと安定した音づくりが特徴で、目的に合わせて選ぶほど満足度が高まります。これまで紹介してきたポイントを振り返ることで、自分に合った1本がより明確になっていきます。以下に重要な点を整理したので、購入前の最終チェックとして役立ててください。

・FS800はバランスの取れた音が特徴
・FS820は中音域がやわらかく弾き語りと相性が良い
・FS830は輪郭のある響きが魅力
・木材の違いが音のキャラクターを左右する
・Concertサイズは扱いやすく初心者でも構えやすい
・FS820セットは必要な道具がそろって準備が簡単
・弾き心地は3モデルとも共通して扱いやすい
・装飾の違いが価格差の理由になる
・音の好みで選ぶと満足度が高まりやすい
・長く使いたい場合は音の成長も選択基準になる

どのモデルも魅力があり、音の好みや使い方で選ぶと後悔しにくくなります。

クセがなくバランスの取れた音

　

中音域がやわらかい

　

輪郭のある響き

　

セットでそろえる安心感