会話が続かない、うまく話せず失敗した…そんな悩みを解決してくれると話題の「人は話し方が9割」シリーズ。1作目と続編の2の内容の違い、実際に読んで実践してみて変わったことまで、正直にレビューします。
この記事のポイント
- 「人は話し方が9割」と「9割2」の基本的な違い
- それぞれの本が伝えたいメッセージの違い
- 口コミ・レビューから見える評価の傾向
- 実際に読んで実践して変わったこと
- 今日からできる具体的なポイント
それでは早速見ていきましょう。
本屋で手に取って比べてみた、2冊の基本情報

人は話し方が9割に2があるみたいだけど、どっちを読めばいいんですか?

実は出版年も評価も内容の重心も違うので、まずは基本情報から比べてみますね。
本屋で続編を見つけた時、まず気になったのは1作目との違いでした。実際に手に取って比べてみた基本情報を紹介します。
発売時期と評価、本屋で確認したこと
「人は話し方が9割」は2020年発売で評価は5つ星中4.0(5,797件)。続編の「人は話し方が9割2」は2024年12月発売で評価は5つ星中4.3(290件)とやや高めでした。1作目は日本ビジネス書ランキングで年間1位を獲得するなど、シリーズ全体で140万部を突破しているベストセラーだと知って、私も気になって手に取った一人です。著者の永松茂久さんは他にも「人は聞き方が9割」など関連書籍を多数出版していて、コミュニケーション本の第一人者として支持されているようです。累計発行部数は450万部を超えていると知り、これだけ多くの人に読まれているという実績自体が、私が読む前から抱いていた安心感にもつながっていました。
目次を見比べて感じた、1作目と続編の役割の違い
1作目は「人生は話し方で9割決まる」「また会いたいと思われる人の話し方」など4章構成で、拡張話法という具体的なテクニックの解説に重点が置かれています。続編の9割2は「話し方以前の大事なこと」「否定しない話し方」など6章構成で、テクニックよりも土台となる考え方や在り方に焦点を当てている印象を受けました。目次を見比べただけでも、1作目がテクニック集、続編がマインドセットの解説書という役割分担がはっきり見て取れて、どちらから読むか迷っていた私にはとても参考になりました。
価格とページ数、実際に手に取って分かったこと
価格はどちらもKindle版1,485円・単行本1,650円とほぼ同水準でした。ページ数は9割2が166ページとコンパクトで、1作目を読んでいなくても理解できるよう配慮された作りになっています。以前シリーズものの続編でいきなり読んでも話についていけなかった経験があるので、この読みやすさへの配慮は私にとってありがたいポイントでした。166ページというコンパクトさも、普段あまり本を読まない私でも最後まで読み切れそうだと思わせてくれる手軽さでした。
| 項目 | 人は話し方が9割 | 人は話し方が9割2 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2020年 | 2024年 |
| 評価 | 5つ星中4.0(5,797件) | 5つ星中4.3(290件) |
| 価格(Kindle版) | 1,485円 | 1,485円 |
| 章構成 | 全4章 | 全6章 |
読んでみて分かった、伝えたいメッセージの違い

内容の違いがいまいちピンとこないんですが、何が一番違うんですか?

1作目は話し方の「技術」、続編は話し方の「土台」を扱っている、と考えるとわかりやすいですよ。
タイトルは似ていますが、実際に読んでみると伝えたいメッセージの重心には明確な違いがあると感じました。
1作目を読んで学んだ、拡張話法というテクニック
1作目の核は「感嘆・反復・共感・賞賛・質問」からなる拡張話法というテクニックと、「話し方は聞き方が9割」という考え方です。相手を主役にして話を広げていくだけで会話がラクになるという実践的なノウハウが中心で、初めてこの手のコミュニケーション本を読む人にも取り組みやすい内容になっています。テクニックとして型が決まっているぶん、「今日は何を意識すればいいか」が迷わずわかるのも初心者にはありがたいポイントです。
まずは話し方の基本を学びたい方には、こちらの「人は話し方が9割」がおすすめです。
続編を読んで腑に落ちた、在り方という土台
続編の9割2では、テクニックよりも「話し方以前の大事なこと」として、自己肯定感や人としての在り方に焦点が当てられています。以前テクニックだけを真似して逆にぎこちなくなってしまった経験があるので、土台となる考え方から見直せるこの構成は個人的にとても腑に落ちました。小手先のテクニックよりも、自分自身がどうあるかという内面から整えていく方が、結果的に自然な会話につながるのだと実感しています。
続編で初めて知った「否定しない話し方」という視点
9割2では「否定しない話し方」「会話上手はコレに近づかない」といった、1作目にはなかった切り口の章が追加されています。高圧的な人への対応についても触れられており、職場の人間関係で悩んでいる人にとっては1作目よりも実践的に感じられる部分が多いはずです。正論をぶつけて関係をこじらせた経験がある人ほど、この章の内容には共感するポイントが多いのではないかと思います。正しさよりも関係性を大切にするという視点は、家庭でも職場でも共通して役立つ考え方だと感じました。
土台となる考え方から深めたい方には、こちらの「人は話し方が9割2」がおすすめです。
私が2冊とも読んで感じた、それぞれの読み心地

実際に読んだ人の感想はどうなんでしょう?

2冊とも高評価ですが、評価されているポイントに少し違いがありますよ。
私はどちらも実際に読んでみたのですが、1冊目と2冊目では読んでいる時の感覚が少し違いました。正直な感想を紹介します。
1作目を読んで最初に感じたこと
1作目を読んで一番感じたのは「話し方以上に聞き方が重要なんだ」という気づきでした。わかりやすい文章で、するする読み進められたのを覚えています。ただ正直、他のコミュニケーション本を読んだことがある人にとっては「どこかで見たような話だな」と感じる部分もあり、理想論っぽく感じる箇所も正直ありました。それでも初めてこの分野の本を読む私には、基本を学び直すのにちょうどいい内容でした。
続編を読んで感じた「実践しやすさ」の違い
続編を読んで驚いたのは、1作目を読んでいなくてもすんなり内容に入っていけたこと。私自身、高圧的な上司への振る舞いなど具体的な悩みに近い場面が書かれていて、より実生活に即した内容だと感じました。ページ数が1作目よりコンパクトなので、読み終えた後も読み返したい時にサッと目を通しやすいのも地味にありがたいポイントです。
2冊を読み比べて分かったこと
2冊とも読んでみて共通して感じたのは「読みやすさ」と「実践しやすさ」。私の体感では、続編の方がより実践しやすく磨きがかかっている印象を受けましたが、1作目は基本をしっかり押さえられる安心感があります。どちらか1冊だけ選ぶなら、まず1作目で基本を押さえてから続編で実践に落とし込む、という順番が私には合っていました。
| 項目 | 人は話し方が9割 | 人は話し方が9割2 |
|---|---|---|
| 総合評価 | 5つ星中4.0(5,797件) | 5つ星中4.3(290件) |
| 良い評価が多い点 | わかりやすさ・拡張話法 | 実践しやすさ・在り方への言及 |
| 気になる声が多い点 | 焼き直し感・理想論 | 特に大きな指摘は少ない |
実際に読んで・実践して変わったこと(私の体験談)

実際に読んで、生活は変わりましたか?

正直に言うと、会話に対する構え方がかなり変わりました。私の体験をお話ししますね。
ここからは、実際に2冊を読んで実践してみて感じた変化を、私自身の体験談としてお伝えします。
読む前に感じていた会話への苦手意識
恥ずかしながら、以前は初対面の人との会話がすぐ途切れてしまい、気まずい沈黙が怖くて人付き合いを避けがちでした。ママ友付き合いでも「うまく話さなきゃ」と力んでしまい、かえって距離を感じてしまった経験があります。この本を手に取ったのも、そんな自分を変えたいという気持ちからでした。特に人見知りをする性格ではないつもりでいたのに、なぜか会話が続かないという悩みを何年も抱えていたので、藁にもすがる思いで読み始めたのを覚えています。
拡張話法を意識して変わった日常の会話
拡張話法(感嘆・反復・共感・賞賛・質問)を意識するようになってから、相手の話に「そうなんですね」と反復するだけで会話が自然と続くようになりました。うまく話そうと頑張るのではなく、聞き役に徹するだけで良いと分かってから、会話そのものへの緊張がかなり減った実感があります。「何か気の利いたことを言わなきゃ」というプレッシャーから解放されただけでも、人と話すこと自体が以前より楽しく感じられるようになりました。
ママ友付き合いや子どもとの会話での変化
特に効果を感じたのは、子どもとの会話です。すぐアドバイスや否定をしたくなる場面で、まず共感して話を広げることを意識するようになってから、子どもが前より色々話してくれるようになりました。学校であった出来事も、以前より自分から話してくれることが増えたように感じます。ママ友との会話でも、聞き役に回るだけで自然と輪に入りやすくなったと感じています。無理に話題を提供しようと気負わなくなった分、集まりに参加すること自体のハードルもぐっと下がりました。
| 項目 | 読む前 | 実践後 |
|---|---|---|
| 初対面の会話 | 沈黙が怖く緊張していた | 反復・共感で自然と会話が続く |
| 子どもとの会話 | つい否定やアドバイスをしがち | まず共感してから話を広げるように |
| ママ友付き合い | うまく話そうと力んでいた | 聞き役に回ることを意識 |
私ならこう勧める、目的別の読む順番

結局、どっちから読めばいいんでしょう?

目的によって変わりますが、迷ったらまず1作目からがおすすめですよ。
ここまで読んだ私なりの感想を踏まえて、目的別にどちらから読むべきかを整理します。
初めてこの手の本を読むなら、私はこちらから
コミュニケーション本を読むのが初めてで、まずは基本的なテクニックから知りたいなら「人は話し方が9割」から読むのがおすすめです。拡張話法という具体的な型があるため、明日からすぐ試せる実践しやすさが魅力です。何をどう意識すればいいか迷わずに済むので、コミュニケーション本を読んでも三日坊主になりがちだった人にも続けやすいはずです。
まずは話し方の基本を学びたい方には、こちらの「人は話し方が9割」がおすすめです。
1作目を読み終えた人には、続編もおすすめしたい
1作目を読んで内容に共感できた人や、テクニックだけでなく土台となる考え方まで深めたい人には「人は話し方が9割2」がおすすめです。実際に読んでみると1作目を読んでいなくても理解できる作りだったので、続編から読み始めても問題ありません。むしろ在り方から先に整えておくことで、後から1作目のテクニックがより腑に落ちやすくなるという読み方もできそうです。
土台となる考え方から深めたい方には、こちらの「人は話し方が9割2」がおすすめです。
職場の人間関係に悩んでいる人
高圧的な上司や否定的な発言をしてくる相手への対応に悩んでいるなら、その具体的なテーマを扱っている9割2の方がより直接的なヒントを得られそうです。1対1の会話だけでなく、職場のようにすぐには関係を選べない相手との付き合い方にも触れられているのが心強いポイントです。人間関係で心が疲れているタイミングでこそ読んでほしい一冊です。私も「もっと早く読めばよかった」と思ったように、心に余裕がなくなる前に手に取っておく価値のある内容だと感じます。
私が今日から実践しているポイントまとめ

今日からすぐ試せることってありますか?

たくさんありますよ。特に効果を感じた3つを紹介しますね。
最後に、私が実際に今日から取り入れているポイントをまとめます。
今日から使える拡張話法の具体例
普段の会話の中で「わあ、そうなんですね」という感嘆から始めて、相手の言葉をそのまま反復するだけでも、驚くほど会話が続きやすくなります。自分の意見を無理に挟まなくていいと分かるだけで、会話中の頭の中がずいぶん軽くなる感覚があります。難しいテクニックではなく、意識するだけで今日からすぐ試せる手軽さが魅力です。特別な準備も練習も必要ないので、今日の帰り道に会う誰かとの会話から、さっそく試してみることができます。
否定しない話し方を意識する第一歩
つい否定的な言葉が出そうになったときは、一呼吸置いて「なるほど、そう考えたんだね」と一度受け止めてから自分の意見を伝えるようにするだけでも、会話の空気は大きく変わります。子どもとの会話でも夫婦の会話でも、まず試してみてほしい一歩です。慣れるまでは意識しないとつい否定から入ってしまいがちですが、続けるうちに自然と受け止める癖がついてくるはずです。
読み終えたあとにやってほしいこと
読んで満足するだけでなく、印象に残った1つのフレーズだけでもいいので、今日の会話の中で実際に使ってみることをおすすめします。私自身、拡張話法のたった1つを意識しただけで会話への苦手意識がかなり和らいだので、まずは小さく試してみてください。完璧にできなくても、意識するだけで相手に伝わる雰囲気は確実に変わってくるはずです。
| シーン | 今日からできること | ポイント |
|---|---|---|
| 初対面の会話 | 感嘆+反復を意識する | 無理にうまく話そうとしない |
| 子どもとの会話 | 否定せずまず共感する | アドバイスは共感のあとで |
| 職場の人間関係 | 高圧的な相手には正論より共感を | 距離を取る判断も大切 |
まとめ
「人は話し方が9割」と「人は話し方が9割2」、どちらも読みやすく実践しやすいと評判のシリーズですが、内容の重心や評価には違いがあります。最後に重要ポイントを整理します。
- 「人は話し方が9割」は2020年発売、評価は5つ星中4.0(5,797件)
- 「人は話し方が9割2」は2024年発売、評価は5つ星中4.3(290件)とやや高評価
- 1作目は拡張話法という具体的なテクニックが中心
- 続編の9割2は在り方・自己肯定感など土台となる考え方に重心
- 9割2は1作目を読んでいなくても理解できる作りになっている
- 口コミでは「わかりやすさ」「実践しやすさ」への評価が両作品とも高い
- 初めて読むなら1作目、より深めたいなら続編がおすすめ
- 職場の人間関係に悩んでいるなら9割2がより直接的なヒントになる
- 拡張話法(感嘆・反復・共感・賞賛・質問)は今日からすぐ試せる
- 子どもとの会話やママ友付き合いにも応用できる考え方が多い
会話に苦手意識がある人ほど、読んで終わりにせず1つでも実践してみることで、日常の会話が驚くほどラクになるはずです。読書の時間そのものが少ない人でも、この2冊はどちらも1〜2時間程度で読み切れるボリュームなので、気負わず手に取ってみてほしい1冊です。
まずは話し方の基本を学びたい方には、こちらの「人は話し方が9割」がおすすめです。
土台となる考え方から深めたい方には、こちらの「人は話し方が9割2」がおすすめです。


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